すみだ燃えない・壊れないまちづくり会議の取り組み



(財)都市防災研究所では、墨田区と協力し、墨田区の北部地域を中心として燃えない壊れないまちづくり推進に向けて、平成21年度から『すみだ燃えない・壊れないまちづくり会議』において、調査・研究・制度構築の検討を進めてまいりました。
 こうした取り組みの一環として、『東京都新しい公共の場づくり支援モデル事業*』に取り組んでいます。

住み続けることのできるまち・すみだを目指して
『東京都新しい公共の場づくり支援モデル事業』
 
墨田区北部の木造密集市街地では地域を支える担い手の高齢化が進み、安全・安心を支える地域のつながりが弱くなり、高齢者の引きこもりが増えている。結果として、老朽化した木造住宅の改修、建替えは進まず、市街地の安全性について確保されていない。喫緊に迫る首都直下地震に対応するため、地域コミュニティの再活性化、並びに老朽化した木造建築物の不燃化、耐震化の促進と安全・安心に住み続けるための機能導入が必要とされています。

老朽化した木造建築物の不燃化、耐震化の促進と安全・安心に住み続けることのまちを目指し、NPOや 地縁組織、行政等が協力し、地域の福祉・相談機能を担う『寄合い処』社会実験を通じて、地域防災力を強化するとともに、モデルを墨田区全体に拡げるための中間支援・資金調達の仕組みを検討し、具体化することを目的に、すみだ燃えない・壊れないまちづくり会議が、『新しい公共の場づくり支援モデル事業』(平成23年9月〜平成25年3月)に、取り組んでいます。

 

図 すみだ燃えない・壊れないまちづくり会議の構成メンバー

代表:小出 治(すみだ燃えない・壊れないまちづくり会議座長:東京大学工学部教授)


 

*官だけでは実施できなかった領域を官民協働で担うなど、市民、NPO、企業等がともに支えあう仕組み、体制の構築をめざし、「新しい公共」の担い手となるNPO等の自立的活動を後押しし、行政が独占してきた領域を「公(おおやけ)」に開く取組みを試行する事業

【活動状況報告】

○すみだ燃えない・壊れないまちづくり会議 第1回協議会


○すみだ燃えない・壊れないまちづくり会議 第2回協議会


○すみだ燃えない・壊れないまちづくり会議 第3回協議会


○すみだ燃えない・壊れないまちづくり会議 第4回協議会



 ○第1回 寄合い・懇話会


 ○第2回 寄合い・懇話会


 ○第3回 寄合い・懇話会


 ○第4回 寄合い・懇話会